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展示

【終了】【常設展示リニューアル・プレ展示】横浜ゆかりの演芸家たち

横浜にぎわい座では、令和8年度に2階の情報コーナーを全面的に改修し、大衆芸能の概要や、横浜と大衆芸能のかかわりについてご紹介する常設展示コーナーにリニューアルします。リニューアルに先立ち、常設展示で紹介予定の一部をご紹介します。「横浜」や「横浜にぎわい座」にさまざまなかたちでゆかりのある人物を通して、横浜の大衆芸能史や、横浜にぎわい座の歴史の一端に触れていただければ幸いです。

[会 期]2025年10月17日(金)~11月18日(火)
[時 間]10:00~21:00(最終日のみ17:00まで)
[場 所]横浜にぎわい座 2階 情報コーナー
*入場無料、展示のみの鑑賞も可能です。

展示紹介

[テーマ1]横浜ゆかりの文化人

横浜・日ノ出町生まれの長谷川伸は、伊勢佐木町の劇場街で芝居や演芸に親しみ、『瞼の母』などの名作を数多く執筆しました。
ジャズから大道芸まで縦横無尽に執筆活動を展開した評論家の平岡正明は、野毛を愛し、野毛大道芸実行委員を務めました。
本テーマでは、時代の異なる2名の横浜ゆかりの文化人について解説とあわせて関連の書籍等を展示しています。

[テーマ2]横浜ゆかりの演芸家

横浜開港期に活躍した落語家と、横浜の劇場でも活躍した俳優の4名を取り上げています。
初代・快楽亭ブラック(落語家)は、オーストラリア出身で、巧みな日本語を操り演芸界で活躍。横浜の富竹亭・清竹亭などの寄席に出演しました。
初代・柳家三語楼(落語家)は、横浜生まれで、弟子に多くの名人を輩出しました。
新劇の旗手・川上音二郎(俳優)と日本の女優第一号・川上貞奴は、横浜の劇場で一座の旗上げ興行を開催し、その後も横浜の劇場で数多くの興行を行いました。
各人の業績と横浜の劇場との関係を紹介。明治期に隆盛した伊勢佐木町の劇場街の様子にも触れています。

[テーマ3]横浜にぎわい座設立のキーパーソン

横浜にぎわい座は数多くの人たちの尽力があり開館しました。
本テーマではそのなかでも、名司会者として活躍するとともに演芸にも造詣が深い初代館長・玉置宏、国民的人気テレビ番組「笑点」の顔として知られている二代目館長・桂歌丸、開館時より多彩な出演者による公演を企画したプロデューサー・澤田隆治を取り上げています。
当館設立の立役者と開館後の盛り上がりを支えた人物についてぜひご覧ください。