上方落語と江戸落語では、同じ噺でも演目名や舞台を変えて、それぞれ演じられているものがあります。
その多くは上方落語が江戸落語に移されるという形を取り、その際、噺の内容に合わせて舞台設定がされています。
大人が楽しむ芸能として現実と空想をほどよくまぜ合わすことが求められているのでしょう。
今回の展示では、落語の舞台になった場所や関連する史跡などを動画でめぐるシリーズ「芸能散歩」より、
動画公開中の江戸落語の演目「宿屋の富」と「佐々木政談」に加えて、
上方落語の演目「高津の富」と「佐々木裁き」の舞台になった場所を写真でご紹介しています。
この展示を通して、上方落語と江戸落語の巧みな舞台設定について比較していただければと思います。
[会 期]2024年11月3日(日祝)~12月28日(土)
[時 間]10:00~21:00(最終日のみ17:00まで)
[場 所]横浜にぎわい座 2階 情報コーナー
[休館日]11月20日(水)・21日(木)、12月18日(水)・19日(木)
*入場無料、展示のみの鑑賞も可能です。
▶上方落語「高津の富」はこちら
▶江戸落語「宿屋の富」はこちら
▶上方落語「佐々木裁き」はこちら
▶江戸落語「佐々木政談」はこちら