大佛次郎没後50年にあたり、猫を愛し、落語に親しんだ大佛次郎(おさらぎ・じろう)にちなんだ公演と展示を開催します。
猫を愛した作家・大佛次郎にちなんだ「猫尽くし」な公演を開催します。
豪華出演者による「猫」が登場する落語や動物ものまねをお楽しみください。
[開催日時] 2023年9月15日(金) 19:00開演(18:30開場)
[会 場] 横浜にぎわい座 芸能ホール
[料 金] 全席指定 3,200円
[出 演 者] 立川志の春「猫の皿」、橘家文蔵「猫の災難」《仲入り》江戸家猫八(猫科の鳴き分け)、柳家さん喬「猫定」
[協 力] 大佛次郎記念館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
*本公演の半券提示で「大佛次郎記念館」の入館料が50円引きになります。
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作家・大佛次郎(1897-1973)は、横浜市英町(はなぶさちょう)(現・中区英町)に生まれ、幼少期は東福寺(現・西区赤門町)周辺が遊び場でした。横浜市太田尋常小学校(現・市立太田小学校)に入学後、わずかひと月で東京へ転居しますが、生まれ故郷の横浜を愛し続けました。
大佛は作家として、≪鞍馬天狗≫シリーズや、開化期横浜が舞台の「霧笛」など時代小説のほか、現代小説「帰郷」、ノンフィクション「パリ燃ゆ」、童話「スイッチョ猫」、ライフワークとなった「天皇の世紀」など、幅広いジャンルの執筆活動を行いました。
その一方で、生涯で500匹以上の猫と暮らした愛猫家としても知られています。また、若いころから舞台芸術に関心が高く、執筆の合間にラジオで落語を聞き、落語に関する貴重な書籍を蒐集するなど、落語へ深い関心を寄せていました。
没後50年連携事業の本展示では、大佛次郎が愛した「落語」「猫」に焦点をあてて、愛蔵品や執筆原稿(複製)、書籍などを展示し、昭和を代表する作家と作品を紹介します。
[会 期]2023年9月2日(土)~9月30日(土)
[時 間]10:00~21:00(最終日のみ17:00まで)
[場 所]横浜にぎわい座 2階 情報コーナー
[休 館 日]9月20日(水)・21日(木)
[共 催]大佛次郎記念館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
※入場無料