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2018(平成30)年度「名作落語の夕べ」特集ページ (※7/13更新)

毎月第一土曜の夜は「名作落語の夕べ」と題し、真打4人による古典落語の名作四席をたっぷりお楽しみいただく公演を開催しています。(二ツ目抜擢公演を除く)

お得なセット券も販売します。詳しくはこちらをご覧ください。

このページでは次回公演のみどころ、終了した公演内容を掲載します。

年間スケジュール

2018年
4月7日(土)  旅の噺特集(落語芸術協会人気二ツ目出演) ※終了
5月5日(土)  柳家の芸、古今亭の芸  ※終了
6月2日(土)  艶噺特集  ※終了
7月7日(土)  怪談と夏の噺特集  ※終了
8月4日(土)  圓朝作品特集
9月1日(土)  長講の会 たっぷり二席
10月6日(土) 江戸落語、上方落語聴き比べ<江戸編>
11月3日(土) リクエスト特集(4~7月の会のアンケート投票により決定)
12月1日(土) 四季の落語 落語で巡る春夏秋冬
2019年
1月5日(土)  動物が出てくる噺特集
2月2日(土)  古典となった創作落語特集
3月2日(土)  食べ物が出てくる噺特集

全公演 18:00開演(17:30開場) 全席指定 各3,100円
※各公演2ヶ月前の1日より発売開始(3月公演発売日未定)

次回公演のみどころ

8月4日(土)  圓朝作品特集

※チケット好評販売中!!

入船亭扇里「道具屋」
「道具屋」おじの勧めで与太郎が露店の古道具屋を始める一席。圓朝の口演速記が残っています。
三遊亭圓馬「霧陰伊香保湯煙 足利の間違い」
「霧陰伊香保湯煙 足利の間違い」足利のはたおり業の茂之助は芸者の小滝を身請けして家を持たせますが、小滝には裏の顔がありました。伊香保や四万温泉を圓朝が実際に取材して舞台とした長編の発端です。
《仲入り》
桂米福「かつぎや」
「かつぎや」縁起のよい言葉を聞くと喜び、不吉な言葉を聞くと不機嫌になる商家の主人と奉公人の一席。以前からあった作品を圓朝が改作しました。
古今亭志ん彌「牡丹燈籠 お札はがし」
「牡丹燈籠 お札はがし」美男の浪人、萩原新三郎と恋に落ちた、お露が幽霊となって新三郎のもとを訪れます。幽霊は足がないものと言われておりますが、カランコロンという下駄の音が効果的に響きます。

 

終了した公演内容

4月7日(土)旅の噺特集(落語芸術協会人気二ツ目出演)

笑福亭里光「東の旅 発端」
三笑亭夢花「二人旅」
《仲入り》
春風亭柳若「七度狐」
柳家蝠丸「田能久」

のどかな旅の噺四席で楽しみました。茶屋のお婆さんと旅人のとぼけたやりとりが愉快な「二人旅」では、酒の銘柄として「村さめ」「庭さめ」「じきさめ」が登場します。村を出ると酔いがさめるのが村さめ、庭を出るとさめるのが庭さめ、飲むそばからさめるのがじきさめ。「酒を水で薄めてあるのではないのか?」とたずねると「いえ、水に酒をたらしているんです」という答え。「水っぽい酒でなく、酒っぽい水」という表現も落語ではよく使われますが、実は落語独自のものではないようです。
「木六駄(きろくだ)」という狂言には、茶屋の主人と客が贈り物の酒に手を付けて「水を入れてごまかそうか」と相談するくだりがあり、「こんなに酒が少なくては、酒の香りのする水にしかならない」と言って飲み干してしまいます。酒飲みの思いはいつの時代も変わらぬものとつくづく感じます。

5月5日(土)  柳家の芸、古今亭の芸

隅田川馬石「船徳」
柳家花緑「試し酒」
《仲入り》
古今亭菊之丞「火焔太鼓」
柳家さん喬「笠碁」

「船徳」を演じた隅田川馬石は浅草寺にお参りをする二人が舟から降りる大桟橋を「こまん堂」と特定しました。こまん堂とは駒形堂のことで、隅田川を柳橋から上っていくと、浅草寺の手前の駒形橋近くにあります。浅草寺の御本尊の観音像は隅田川のこの辺りで見つかりました。浅草寺のホームページには「江戸時代は駒形堂のすぐ前に船着き場があり、ここから上陸した人びとはまず駒形堂のご本尊を拝んでから浅草寺に参拝した」とあります。
隅田川の大桟橋は浅草寺上流の山谷堀にもあり、吉原へ向かう人々に利用されていました。落語家にはこちらの方がなじみ深かったからでしょうか、「船徳」に出てくる大桟橋をここと勘違いすることがかなり長い間、続いていました。
二つの大桟橋を比べると、駒形堂の方が浅草寺の参詣には便利なことは明瞭です。

6月2日(土)  艶噺特集

柳家甚語楼「短命」
橘ノ圓満「お直し」
《仲入り》
春風亭正朝「宮戸川」
三笑亭茶楽「品川心中」

お花と半七のなれそめを描く「宮戸川」を春風亭正朝が口演。この後は、お花が浅草で誘拐され、隅田川で殺害されて……というすさまじい展開となります。三笑亭茶楽の「品川心中」は衣替えの金に困った遊女に心中相手にさせられた男の間抜けぶりを描きました。別の客が金を用立ててくれたので遊女は心中をやめてしまい、男だけが海に飛び込んで散々な目にあうところで終わりましたが、幽霊に化けて遊女に仕返しに行くという内容が後に続きます。
いずれも、噺の筋や雰囲気が極端に変化する上に、工夫を凝らした演じ方をしないと、盛り上がりに欠けることから、通常は、噺のほどよきところで余韻を持たせて終わるという演じ方をします。正朝、茶楽両師匠は熟達の軽妙洒脱な語り口で観客をじゅうぶん引きつけておいて、ポーンと切るという鮮やかな高座で観客を堪能させました。

7月7日(土)  怪談と夏の噺特集

柳家喬之助「千両みかん」
三遊亭萬窓「真景累ヶ淵 豊志賀」
《仲入り》
三笑亭可龍「反魂香」
桂歌春「たがや」

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